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ッショナルでいて、データベースに詳細情報を登録しているのは400ぐらい。この人たちというのは多分社会的にかなり自分の存在をアピールして、世間にこういう活動をやっているのだというふうに訴えたい劇団が400ぐらい日本全国にある。多分、北海道にもかなりあると思います。その中でもプロフェッショナルでやっているところとセミプロ的にでも社会に積極的にPRしたいと思っている劇団とかとがいて、先ほど言いましたように、こういう劇団をその地域社会が育てていけるかどうかという問題がかなり大きなポイントになるだろうということがあると思います。
次に、オーケストラで言うと、ここに22とプラス400と書きましたが、22というのはプロフェッショナルで日本オーケストラ連盟というところに入っていて、それプラス400ぐらい日本全国にアマチュアオーケストラがあって、皆さんの地域でも活躍されているオケもあるんではないかなと思いますが、このオーケストラの場合は、地域社会のかなり強力なサポートがないとプロフェッショナルとしては成り立たない。そして室内楽団。それら演奏団体で活動するクラシックの演奏家が所属する日本演奏連盟、オペラで言うとオペラ団体協議会というプロフェショナル系7団体が入っている組織とプラス市民オペラ的なオペラ団とか、こういうものが全国にかなりの数ある。舞踊団で言っても1000ぐらい全国にあって、東京バレエ協議会というプロフェッショナルを中心とした4つの団体、あるいはダンサー個人が入っている日本バレエ協会とか現代舞踊協会とか、日本舞踊協会とか、こういうような方たちが全国で活動している。
こういう主につくる、演じるサイドの人たちが中心になっていくのと、プロダクション、事務所、どちらかというと仲介的な役割を果たす人たちが存在する。演劇では日本芸能マネージメント事業者協会、104プロダクションが入っていて、これは主に映画俳優とかマスコミ俳優を中心にした個人のマネージメントの団体です。音楽についても、日本クラシック音楽マネージメント協会というのがありまして、これは皆さんがよくクラシック関係でつき合っている梶本さんとかのプロダクションの連合体で、主には、その個人のマネージメント、さらにカンパニーがマネージメントをプロダクションに委託しているという関係で、いわゆるつくる人たちとの代理関係ができているところです。後から山本さんが話すポピュラー音楽関係の音楽制作者連盟に関連する187プロダクション、さらに音楽事業者協会、そういうようなプロダクションがデータベース上では760ぐらい全国にある。このほかにも個人の事務所とかというのがある。ここまではアーチストのかかわりを明らかにつくっているところ。

 

 

 

 

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